小ねた
2013/08/04 04:53

※夢主の存在が複数示唆されます。


「あれ?赤司じゃね?」
「……ああ、和成か」
「ブハッ!未だにお前から名前呼び慣れねーんだけど!?真ちゃんに合わせて俺も征ちゃんって呼ぶべき!?」
「その呼び方は彼女の専売特許だからやめてくれ。……一部例外のオネェがいるが」
「無冠の実渕か!……あの人、なんかちょっとこえーんだけど」
「ああ。高1の冬な、あの時お前見てイイ男じゅるりとか言ってたな。あいつなりのジョークだから安心しなよ。……たぶんね」
「たぶん!?やめてよ寒気が!」
「……あいつが本当にそっちの気があるのか、単なるノンケなのか実際のところよく知らないが……今は彼女(※後々書くつもりの短編夢主(笑))いるから」
「へ、え!?そうなんだなー。あ、赤司もモテそうだけど彼女いんの?」
「彼女兼婚約者がいるよ」
「なん……だと!?ちゅーか婚約者って!?」
「既に何度もプロポーズ済みなんだ、彼女とは幼なじみでね。お前も何度も会ったと思うが、誠凛のマネージャーだった伊藤千加だよ」
「えええっ!!あの伊藤ちゃんかっ!!!てゆーか、時々真ちゃんがぼやいてた幼なじみバカップルってお前らのことかよ!やっと繋がったわ!」
「ふーん、真太郎がそんなことを」
「てゆーかなんなのー。どこもかしこもリア充ばっかじゃんー。部活に高校時代を捧げたのに、非リアなの俺と真ちゃんくらいじゃね?なんでみんなそんな器用なわけ?赤司とか東京-京都で遠距離だったっしょ?すごすぎ!!」
「恋に落ちたから好きなわけで、お互い好きだから続いているんだよ。何も難しいことはしてないさ」
「いやいや!お互いに好き合うのがどんだけ難しいか幼なじみバカップルには分からせてやりてーわ!!」
「……そうだな。まあ、僕らの場合はお互い好きになるのは正直イージーモードだったが、それを維持させていくのは少し難しかったかな。お互い好きすぎて」
「ハイハイ!同意に見せかけたノロケはいらないからね〜俺もうぶちキレそうだからね〜息をするようにノロケ出すのなしだからね〜」
「はは、悪い悪い」
「なにその必殺幸せスマイル!真ちゃんが非リアでよかったわー、学部まで同じなんにそんなノロケられたら俺絶交しそうだわ〜」
「あいつ不器用だからな。恋愛ごとには特に。あいつは初恋が中1だったようだが、意味不明なツンデレかましてすっかり避けられたというエピソードがあってだな、僕らの間では鉄板のネタなんだが」
「はあああ!?なにそのおもしろそーなネタ!!ちょ、ちょ、赤司暇なら付き合えよ!せっかくだし飲もう!!」
「……あー、ちょっと待って。彼女も一緒でいいか?今、一緒に住んでるんだが晩ごはんのこともあるし」
「同棲……だと?婚約者とか両親公認でイチャコラできていいですね〜羨ましいとか思ってませんからね〜幼なじみバカップルってチート設定かなんか?とか思ってませんからね〜」
「……お前、幼なじみカップルに何か恨みでもあるの」
「知りません〜」
「まあ、いいや。飲みのときに聞かせてもらおう。ちょっと彼女に電話してくるね、すぐ合流できるはずだから」
「ハイハイ〜どうぞ仲良く〜。ついでに悔しいから非リア仲間の真ちゃん呼ぶわ〜バカップルと飲みとかなんかつれーし〜真ちゃんにまで断られたら俺絡み酒すっからな」
「……ツンデレ撲殺事件と言えば真太郎は十中八九来るよ」
「なにそれ撲殺事件!?ネタ話がますます捗るな!てゆーかせっかくだから来れそうなやつ全員呼ぼうぜ、黒子とか火神とかな!」
「単なる飲み会だな。大輝や涼太とかは十中八九来るよ、飲み会が大好きな連中だから。じゃあ、そのあたりで呼ぶか」
「いえーい!テンション上がってきたわ〜!!」





私の趣味でクロスオーバーさせててすみません。あと幼なじみ設定も私の趣味です。高尾、まじごめん。あと飲み会にやってくる半分がたぶんリア充だよ……ごめん。「修羅」の黒子のフラグ話も短編で書きたいですし、実渕さんネタも書きたいですし、「修羅」の黄瀬は「るるる」の黄瀬ですしおすし。ツンデレ撲殺(笑)事件もいずれ短編として書きたいっすね〜。


成人はみんなしてる、はず。高尾は医学部で一浪してそう。大学入ってからも何回かフラグあったけど、結局うまくいってなさそう。高尾の救済短編も書きたいな〜。高尾にも実は幼なじみがいて、女の子のほうが実はずっと高尾に片思いしてましたとか?