小ねた
2013/07/29 09:11

「お前の弁当はいつも美味しそうだな」
「え、あ、ありがとうございます!実は自分で作ってるんです」
「ふむ、なかなか腕は良さそうだな。良かったら一口くれるか?」
「あ、はい。お口に合うか分かりませんが」
「ではオーソドックスに玉子焼きをもらおうかな」
「はい」
「……控えめな味付けだな。甘すぎなくて俺好みだ」
「え、ありがとうございます!うれしいです」
「あ、お前も家庭的で俺好みの彼女だよ」
「…………何ですかその笑い。バカにしてるでしょう」
「よくわかったな、えらいぞ」
「犬みたいに撫でないでよ!」
「バカにしているのは否定していないが、嘘は言ってないからな」
「ななっ!なにするんですか赤司くん!!」
「何って……躾?」
「は!?」
「ほら怖くない、怖くないから。こっちにおいで?」
「こわい!こわいです!!なんなのその邪悪な笑み!」
「ほう、やはりこれは調教のしがいがあるな。ほら、捕まえた」
「ひいいいぃぃ!!」
「さて、どう仕込んでやるか」
「このサディストォ!」
「大丈夫だ、お前も立派なマゾにしてやるから」
「立派なマゾ!?こわっ!!」
「まあとりあえずまずは食事をしてからだな」
「う、はい」
「お楽しみはあとでな」
「は!?」


オチない(笑)