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「#幼馴染」のBL小説を読む
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うむ
2013/07/24 08:00

あと思ったのですが赤司は黒子に対してシュート練習など必要ないと中学生時代には言っていますが、しかし高校生になった黒子はミスディレクションを使ったシュートもドリブルも習得するに至っていますよね結果的には。

誠凛という場所による可能性もあるかもしれないが、でも帝光時代でも十分可能だったはずなわけで、キセキ共が自分らが開花して黒子の力を必要としなくなった、黒子の限界を決めつけた、他人に期待することをしなくなった、ってだけで、中学時代の黒子には元々伸びしろはあったはず。

赤司がそれを見抜けないはずがない、なら何故僕赤司はそれを威圧させることで萎縮させたか?→今覚えてもらっては困る?現に紫原の特徴である身長や体格に特化した陽泉も、青峰の特徴である個人技能を尊重させる桐皇も下しているわけで、もちろん黒子だけで勝ったわけじゃないですが。つまり、赤司は脅威と感じていたか?→……赤司そんな殊勝なタイプじゃないよなあ。青峰も敵じゃないみたいな考えだろうし。となると……何かを期待していた……青峰や紫原、黄瀬、緑間を倒すことを?それは予想を越える形でなければならない、中学時代で伸びしろというか手の内というかを中学時代の黒子にあの段階で発揮してもらっては困る?とか……。少なくとも伸びしろをわかっていて止めたなら、わざと可能性を示唆しなかったのは確かだよなあ。


黄瀬や緑間はともかく、青峰と紫原を負かすことで変えるには、赤司では説得力がないし……やっぱり黒子の役割なんだろうなあ。赤司がそれを推測つけていたなら、決勝まで上がってくるのを楽しみにしていたのだろう。そして、それでもやはり勝利を選ぶか……一度区切りをつけることで救いを選ぶか。

赤司にとって、強要されてきた勝利、今は自分で望んでいる勝利。確かに「親でも殺す」はそれだけ自分は誰よりも強く、偉いという傲慢さの現れのようでいて、しかしそういった抑圧からの何か精神防御のような気がする……。なんだかんだオヤコロ発言は奥が深いぞ……赤司の心の叫びだよな。「お願いだから邪魔しないでくれ」の裏返しか?やはりなんだかんだいって強要は重荷だったか……?


赤司考察は楽しいけど、やっぱり子どもの頃からの精神の抑圧の結果なのだと思うと、いたたまれない……昔みたいに笑ってくれお願いだから。僕赤司が抑圧の結果生まれてしまった人格なら、やっぱり救われなければ。俺赤司も救済を求めているはず!(´;ω;`)


余談ですが、「キセキの世代」はあの5人を指す言葉ですが、数年後には「かつて中学時代にキセキと呼ばれた5人と、幻のシックスマンやそのチームメイトたちの数々の名試合、を繰り広げた選手たち全員」を指す言葉になっていそうという予想。同い年とはいえ「世代」はなんかちょっと言葉として広範囲な印象なので……「名試合を作った選手たち全員」を指してこそ世代ってしっくりくるなあという(笑)後に伝説になるじゃないかな(笑)あと数年後には黒子も火神も高尾だって「キセキの三年間の世代」になっているだろう!!という最終回予想です(笑)