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小ねた
2013/06/12 16:17

※高一秋、千加ちゃんと降旗くん

「なぁなぁ」
「なに、降旗くん」
「黒子から聞いたんだけどさ、伊藤って彼氏いるってまじ?」
「へ?……ああ、うん」
「へー!お前、モテるのになんで彼氏いねーんだろって思ってたけど、やっぱちゃんといんだな!」
「え、全然モテないよ」
「知ってんだぞ、お前昨日サッカー部のやつに告られてたの!」
「えー、いや、でも、高校なって何回か告白されたけど、中学のときはゼロだったよ?」
「え、まじ?」
「うん。まあ、私その彼氏で幼なじみのひとにずっとくっついてたからなあ」
「その彼氏って黒子じゃねーんだろ?俺も知っているやつ?」
「……会ったことはないと思うけど、聞いたことはあると思うよ」
「…お前も帝光出身だったよな?まさかキセキの世代の誰かとか?!」
「うん、キセキの世代キャプテンの赤司……幼なじみなんだよー」
「赤司!キセキのキャプテンでPGかっ!!うわあ、緑間とか青峰とか従えてたやつだろ?……こわそう」
「否定はしない!でもめちゃくちゃやさしいひとだよ」
「…えー、のろけかリア充」
「えー、サーセンつい」
「ま、いずれ会うよな!ちょっと楽しみにしとくわ」
「うん、仲よくなれるよ……たぶん」
「たぶん!?」

そして俺はドン引きの初対面を遂げる。




※なんか未来、降旗くんと黒子と征ちゃんさん

「いやあ、あの時は申し訳なかったね。我ながらあれはちょっと気が違ってたよ」
「完全にラスボスでしたどうもありがとうございました」
「伊藤が、前にやさしいひとっていってたからさ、実際会ってまじビビった」
「ボクはちゃんと否定しましたが」
「否定とかテツヤもひどいな。あのあとね、千加にめちゃくちゃ怒られたんだよ、やりすぎだって。というか、千加がそんなことを言ってたのか……ほんと、かわいい子だなぁ」
「……伊藤といい赤司といい、ふたりともバカなの?」
「降旗くん、それは公然の秘密です」
「…悪かったな。でも千加がかわいいのは周知の事実だろう?」
「はいはい、とりあえず赤司くんは千加さん待ってるだけでしょう。さっさとどっか行ってください」
「テツヤ辛辣」




よくわからない
降旗を出したかっただけ