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小ねた
2013/05/15 18:34

「よお、上柿じゃねーの」
『あー?なんだ、灰崎か』
「ギャハハ!相変わらずツレねー女だなお前ェ!」
『あざーす』
「誉めてねーわオイ」
『……おい、なに頭撫でてる』
「ハハ!いやあ、そういやアツシがよくこうやってんの見るし」
『はあ』
「つまんねーな、もっと嫌がるか喜ぶかしろよ」
『きゃー、灰崎くん、もっとしてぇ〜』
「そっちか!しかも棒読み!」
『あんたがどっちかしろって言ったんだろ』
「いや、普通嫌がるんじゃねーかと」
『まあ、頭がごしゃこしゃになるのは勘弁だが、慣れてるからなあ』
「……お前、俺が嫌じゃねーのか」
『害意がなければ、べつに』
「……フーン」
『なに?』
「…ハハ、赤司まで手懐けた理由がやっとわかったわ」
『なにが?』
「いや?……なあ、上柿」
『な…に……なんで抱きしめてるの?』
「黙って聞けェ」
『…はあ、はい』
「お前、俺のお……っブヘァ!!!」
「崎ちん、俺らの上柿ちんになにしてんの?」
「フフフ、よし、敦。効いてるようだな、灰崎にもう一度ラリアットだ」
「おっけー、赤ちん」
『赤司さん……あんた…』
「大丈夫ですか上柿さん、操は無事ですか」
『操ってあんた、テツヤよ』
「ショーゴくんなんかと一緒にいたら孕まされちゃうっすよー!!大丈夫っすか上柿っちー!」
『泣きながらとんでもねーこと言うな』
「おめーも災難だったな、まあ何ともなくてよかったわ」
「とりあえずいつも通りで安心したのだよ」
『あれおかしーな。大輝と真太郎がとってもまともに見えるぞ』
「ギャアアア!アツシ、落ち着けよォオオ!!ふざけんなぁあ!」
「よし、敦、そこで4の字固めだ」
「おっけー、赤ちん」
『誰か止めたって、あのコーチの方』
「ムリなのだよ、見ろ赤司のあの嗜虐心に満ちた顔」
「ザ・ドSっすね」
「誰も止めれねーだろ、灰崎が昇天するか、赤司の気がすむまで」
「ちょっとボクも混ざってきますね、楽しそう」
『まさかのコーチがふたりに』


はいざきさんはむしのいき!



ちょっと一度書いてみたかった