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不在
2013/04/30 09:01

ゆめ主→基本的に何事にも動じない。みんなから色んな意味で好かれているが本人はお互い恋愛感情は一切ないと思っている。鈍感というより、好かれていることは知っているがその好意は恋心ではないと判断しているだけ(彼らはそう判断していないが)。2年連続青峰と同じクラス、なんか先生方に世話係を押し付けられてる…?とほんのり陰謀を感じている。実は黒子とは同小、ただしほとんど会話したことがなかったので本人は認知しておらず。彼女なりの人生の中で築き上げてきた哲学上、不器用な赤司はどうしても放っておけなかった。


赤司→日常サイドでは悪ノリ要員、家族サイドでは不器用で放っておけない弟ポジション。人間的に不完全を追求したら整合性がとれなくなったけど、表面的に完璧でも頭であれこれ考えて一歩引いてしまって深い付き合いができないタイプということにした。その表面を「仮面」と呼んでいます。すべては幼い頃の家庭環境に一因があったと思われる。名家赤司家の跡取りの一人息子として厳しく英才教育を施され、また才能と生来の性格ゆえに思考が成熟しすぎて、周囲の子どもとなかなか対等に関わることができなくなっていた。一方、両親の愛情を直接与えられた記憶はなく、しかし才能を発揮すれば注目してくれる認めてくれると結論付けた結果、幼い彼は自分の価値は「完璧」であることと思い込んだ。以上の理由から、表面的に当たり障りのない人間関係は築けても、本当の意味での友人になれたのは同じくバスケという分野で天才だったキセキたちのみ。常に天才と謳われ注目され続けた彼にとって、同じように肩を並べる存在は有り難くも居心地良かったはず。ゆめ主に指摘されて以来、自分の感情と真正面から向き合い、ようやく肩の荷が下りてからは彼女が諭す「楽しい」を享受できるようになり、それに伴い心から笑えるようになった。


他の方々もいずれ!