【左之千で修道女と魔王パロ】
※ツイッター診断で出たお題を元にしています
「あなたとなんて、行けません」
「なんでだ?こんな窮屈な場所、お前には似合わねえ」
俺と一緒に来ればいい。
赫い髪の男が囁きかけるのを、少女は無言のままで拒んだ。その、横にも縦にも動かぬ細い首元に、男が唇を寄せる。
「俺はお前を、開放してやりてえ」
「……やめてっ…」
少女は瞼をきつく閉じる。
「…千鶴」
「…あ……」
名前を呼ぶ声の熱さで、何もかもを委ねてしまいそうになり、少女はただひたすらに震えた。
神様、どうかお許し下さい。
このひとに、心を奪われているようなのです。
全てを奪われる前に、少女は胸の前で十字架を握った。そしてそれが、背徳に堕ちる前の最後の祈りとなった。
end.
元ネタ→ rosewood2010: 20分以内に2RTされたら千鶴で『初夜』『修道服』『貧乳』の3テーマを満たすアダルト絵を多分描きます。
2010/10/23/Twitter