※B
「ひぃ…ッいやだぁあ！！や、恐い、嫌ぁ…んぁあア！！」
「目隠しされて余計感じてるの？変態だね…もう勃起してるよ」
何も見えないのに、身体を這う数多の手の感触。
失墜に突起を舐めしゃぶる男の舌、耳に掛かる生暖かい吐息。
恐い…、恐い……！！
「嫌、ぁッ、さ、触んなぁ…！！いっ、嫌ぁッぁ…っはあぁ」
「しかももうイキそうなんじゃね？」
「ははっとんだ淫乱だな！敦也くん、俺の舐めてよ。もちろん、噛んだら殺すぜ
？…」
その直後に、口当たる生暖かい感触。
何かなんて想像もしたくない…、吐きそうだ。
でも抵抗なんか出来なくて、…死にたくなくて、俺は必死にそれをしゃぶった。
酸っぱい臭いが鼻孔を支配して、口には苦い味が広がって…。
気持ち悪い…、もう嫌だ。
早く解放されたい一心で、敦也は懸命に男に奉仕した。
先っぽの窪みを舌でつついて、裏筋をねっとりと舐めあげると、男はびくびくと
痙攣した。
射精が近いようだ。
後で少しだと頭に念じて、敦也ラストスパートと奥までくわえこんだ。
「あぁ、出る…出るよ敦也くん！」
「んンぅ、…っふ、ぅんん…んぅう！！」
「あぁああ、出る出る出る…ッ、っあぁ！！」
「んぐぅう…！！ッは、げほっげほ…っ」
喉奥に、大量の熱を注がれる。
粘りけが強くなかなか飲み込めないそれは喉元で絡まり、息が出来なくて噎せた
。
俺が必死に息を整えていると、今度は顔に何かが掛かる感触がした。
手を縛られているので触れないが、おそらく残りの精液を顔に掛けられたのだろ
う。
いち早く顔を拭いたかったが、もちろんそれは叶わなくて。
俺は必死に酸素を取り込むしかなかった。
「敦也くんってフェラ上手いんだー。俺もやってもらおっかな」
「俺が先だ！！」
「早い者勝ちだろ。お前は敦也くんをイカせ…ってあれ」
「…あー、敦也くんフェラして興奮したんだ？もう出しちゃって…淫乱なんだ〜
」
言われて気付く。
男に触られて、気持ち悪いのに……、男のちんこを舐めて……俺が…射精した？
嘘だ…嘘だ！！ありえねえ……！
…認めたくない。
敦也はその一心で否定した。
「ち…違う！！イってねえ…！」
「ふーん…じゃあこれはなんだよ？」
「んあッ！！触んなぁ…あ！ぁ、…ふぅうっ…」
「感じて仕方ないって声だね。…目隠し取ろうか？」
「いんじゃね？俺顔見ながらシてえ」
「俺もー」
意見が一致したのか目隠しが外され、真っ赤であろう俺の顔が露になる。
いくらイってないと言っても、こんな顔じゃただの強がりだとバレバレである。
俺の唯一の抵抗手段とすれば、目を瞑り奴らを視界から消す事だけ――。
…もう、ここに来た時点で俺の逃げ道なんてなかったんだ。
「あ、んぅう、…あッ！駄目だッそこ、あぁああッ！！」
「ここがイイ、でしょ？敦也くん本当に才能あるよ。すっごく、締まる…っ」
「うおー羨ましい！！次早く代われよな！」
「次俺だろ！…ッてめぇ、もっと集中して舐めろ」
「ふ、んぐぅう…！！あっらめ、そこッあ、あッああー！！」
「…、イったな。敦也くんの精液うめー」
もはや俺の目に光なんて見えなかった。
口には男達のクソ不味い精液の味しかしない。
後ろ以外にも、両手にも口にも雄を持たされて、体中がしんどいのにやめてもらえない。
言ってないけど言っても無駄だ、絶対にやめてなどくれない。
―――それに俺自身がやめたくないと、少しだけ思ってしまっているのだ。
普通じゃ絶対に手に入らない快感…、俺はもう後戻り出来ないのかもしれない。
床に放られた士郎のマフラーがふと目の端に写ったが、見なかったフリをした――。
無理やり終わらせました…／(^o^)＼
エロシーン少なくて申し訳ないです。
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