結構極端なお話よね。
前者はこの【楽園】に留まるということ、後者は【ギルド】という地下組織に身を置くということ。


つまり【楽園】にいる大人達は前者を選んだのよね。
そして選択をしていない私には手を出せなかった。
これが答え。

あの大量の貢ぎ物は私に【楽園】を選ばせようとしてたのかしらね。



補足として【ギルド】というのは報酬次第でどんな仕事でも請け負うところ。

私の推測する限り、国家などの地位のある人間からの依頼が多いのでしょうね。

自分の手を汚さずに金だけで相手を消せるのなら利用しない手はない。
よくあるお話ね。






それにしても、この【楽園】と【ギルド】の在り方や仕組みには感心したわ。

【ギルド】の仕事で所属している人間が死んでも、代わりはいくらでも【楽園】から持ってきて作れるんですものね。


例え選べる道が二つだけでも、それが如何に極端でも、選択する権利は与えられている。

ならば納得して選ぶしかない。
その後の責任はすべて自分が背負うことになる。



とてもよく考えられているわ。





 






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