僕のトモダチ 9/16



思い出したかの様にノルは現実の時間に戻った。


(おっと、少し思い出に浸ってしまったみたいだ。まだユノと遊んでいる途中なのに…)


「ユノ、今度は川で…」


ノルが言いかけたその時、何処からか視線を感じた。


(おかしいな…森以外は大丈夫だと思ったんだけど…)


ノルは立ち上がりユノの手をとり、その場から離れた。


俺のノル…
苦しい…遊びたい…喉が…
紅く燃える月明かりが俺を変えた。


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