僕のトモダチ 3/16
「もうユノってば、僕の膝で寝てしまうんだもん。足が痺れちゃったよ。」
痛いのか嬉しいのか分からない表情で微笑みかけるノル。僕はどうやら夢を見ていたようだ。
「ごめんね、痛かったよね。あまりにも寝心地が良くて。」
いつまでもノルとのんびりした時間を過ごしたかったが、大分日が暮れはじめた。
「そろそろ帰るね。今日もありがとう。また遊ぼうね!」
いつもノルは小川が流れ、草木が生い茂る場所に必ず居る。
いつも…これからもずっと…
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