YUMENAKA 5/13
でも僕は完全に凍えてはいなかった。なぜならさっき雲を食べたから。
「白い僕とお友達になってくれる?」
いきなり白い少年が声をかけてきた。
「僕は良いけど、君に触れると凍ってしまうんだ。体君が君と仲良しになれないんだ。」
「そしたら僕に触れなきゃ良いんだよ。僕はまだ人の温かさが分からない…けど慣れっこだから大丈夫だよ。」
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