カタスミ 9/11



「そうなのか…悲しいけど受け入れるよ…ねえ、一つ聞きたいことがあるんだけれど良いかな?」


「うん。」


「ありがとう。君の名前を教えてほしいんだ。」


「私の名前は…」


言いかけたその時、少女の体が次第に消え始めた。


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