時折、登場人物の言動の真意が掴みきれない小説があります。……私の小説です。 ……すみません。 まあ戯れ言は置いといて、私の他にも登場人物の挙動がおかしい小説は沢山あります。 例えば ・やる気のなさが全開の勇者がいる ・亀に姫がさらわれた! ・勇者「よし、助けに行こう!」 「何故助けようという気持ちになったのか」、そんな描写が一切なく勇者がやる気満々になってますよね。 勿論かなり気分屋な勇者だったらありえなくもないですが。 前後関係無視して無理矢理登場人物を動かしている小説は多々あります。 何故こんな事件になったのか、何故彼はあんなに身体能力が高いのか、何故彼女は自力で抜け出さずに勇者を待っているのか……等々、一つ一つの出来事や挙動に疑問を持ちながら書いていくと、飛び飛びな印象を与えない文章に近付くと思います。 内容がぶっ飛んだ小説と文章自体がぶっ飛んだ小説だと、どちらが好印象か……お分かりですね。 小説は読むものですから、文章できちんと伝えることを心掛けてみると良いかもしれません。 まずはそこから。二の次にしていても技術は自然とついて来るものです。 |