先輩達の悪戯

おい、神崎、この前のテレビみたか?

は?なんだよ、それ。どれだよ。

すげぇ、擽るのがうまい男がいてよ、それで女にそれすると失神するくらいって言っててな、それで女優にやったんだが、ほんと、アレはやばかった。

ひ、姫川、思い出させんな…アレはほんとヤバかったな、観たぜ。

俺もな、できそうな気がするんだわ

まじかよ…はっ、俺も出来るぜ。

どっちがすごく感じさせられるかだなぁ。


姫川と神崎は馬鹿な発想に至る。

「さぁて、誰にするか?」

「お、女はさすがにだめだろ」

「は?何言ってんだ?神崎。女にするのがいいんだろうが」

「ここの女どもはやれるようなやついねーよ」



「なになにー?なんのはなしー?僕たちも混ぜてよー、気になるよねー城ちゃん?」
「お、おう、」

その話に夏目と城山も参戦した。


「ちっ、めんどくせぇやつらが入ってきやがったな」

「な、夏目はどいつにやればいいと思う」

「んー、そうだなぁ」

「つか、最初から聞いてたろ!?」

「古市くんは?」

「「「「?!」」」」

「な、夏目、何言ってんだ?ww」

「えー笑うなよ神崎くん」

「驚くぜ、それ」

「姫ちゃんは嫌なの?」

「はっ、いいんじゃねーの?
ま、俺は誰でも感じさせられると思うし?」

「うわぁ、自信満々だねぇ」

「」

「…城ちゃん…?」


神崎達は、席についてジュースを飲みながらケータイを弄る古市を呼んだ。

そのとき、古市は嫌な予感しかしないのだった。


「古市くん、ここに座ってー」


「え、え、なんすか?」

「まぁまぁ、いーから」

「よ、よくねーすよ」

「早く座れつってんだろ?」

「てめぇ、古市、神崎様が言ってんだよはよ座れ!!!!」

「今言いましたね!?」

しぶしぶと神崎達の命令に従う古市。


「さぁて、誰が初めだ?」

みんなの視線の先は神崎だった。

「お、俺か。いいぜ、見せてやるよ、俺の本気をな」

「ひゅー!しっかりみとくよー神崎くんー」

「え、ちょ、まじなんすか!?ぼこるんすか?!」

「黙ってろ、古市」

「…」

神崎は肩を回し、手の骨をバキバキと鳴らした。

古市は目を瞑った。


ぐいっ、こちょ

「ぅ、ひぃ?!」

驚いたような古市の声が聞こえた。

こちょ

「…か、神崎先輩…なんすか」

こちょ

「感じてねーじゃん、お前じゃ無理なんだよ」

「ふざけんな、姫川!!!じゃぁ、てめーがやってみろよ!!!」

「まあまあ、落ち着いて、二人とも」

「ふん、俺がやるぜ?古市ぃ、お前リラックスしてろよ?」

「…姫川先輩、顔が怖いです」


姫川は、アロハの襟を立てた。

「大丈夫か?失神すんなよ?」

「なにいってるんすか」

「くくっ」


ぐいぃいッッッ


「ひぁ!ふ、ぁ!!!!!」


ぐい


「んはっ」

ぐいぃ

「せ、せんぱ、もぅ、やめ…」


顔を真っ赤にしながらもうこの擽ったさと気持ちよさに耐えられないと古市は伝えるが、姫川はやめようとしなかった。


ぐぃ

「んっ」


「お前、感度よすぎじゃねぇか、古市」

「神崎くん、下手くそだったんだねぇ」

「うっせぇな、夏目。古市、おまえやべぇぞ?」

「かん、ざき先輩っと、とめて、くだ、さっん、」

男の声だが、無駄に色気がある声を発する古市。
涙目になり、本気でやめて欲しいと強請っている。

「ふ、古市、そんな顔すんな」

「せんぱっ、とめ、て!ぁ」

ぐい

「姫ちゃん、そこまででやめとこ?古市くん可哀想、まぁ、次、僕の番だから」


「しょうがねぇな、ちっ。神崎が下手くそということと古市の感度がいいってことが分かったぜ」

「てめぇ!!」

「はぁ はぁ…くっそ」

「なんか言った?古市くん?」

「ひっなんでもありません!」


「ごめんね、古市くん、」

「い、いえ」

「さっきのでちょっと燃えてきちゃった」

「はい?」

「ちょっと本気だすねー」


「な、夏目の本気か」

「お、おう、城山、急に出てきたな」

「黙ってろ、神崎」


さわっ

「?!」

「僕は姫ちゃんみたいに強く攻めないよー」

さわ

「は、ひ」

声を必死で押し殺そうとする古市だが、夏目の手はすごくいやらしく触ってくるので、古市は快楽の声を抑えられない。

さわさわ

「なんつーやらしい手つきなんだよ夏目」

「えー?神崎くんが下手くそなんだよ」

「何回いうんだ?!くそ、後で覚えてろ」

「ふん、夏目やるじゃねぇか」

「まぁねー」


「ちょ、、ん、や、だ」

「ん?どうした?古市くん、いきそ?」

「なにきいてんだ、てめwww」

「やらしいなぁ、神崎くんは。 ねぇ、古市くん?」

「ちが、ん」



バーン!!

「ふるいちーーー!!!今夜はころ…」

「「「「あ」」」」

「お、がぁ!」


「てめぇら、よくも古市を」


「ま、まてよ、男鹿、ちげーよ」

「あはは、男鹿ちゃん、来ちゃったか」

「ふん、男鹿、きれてるな」




うわあああああああああああああ


おしまい






すみません、まじすみません。
言葉ばかりで誰がどの台詞なのかわからないとこがたくさんあったとおもいますwwww

擽られて感じちゃう古市が書きたかっただけです、ほんと反省してます( ;´Д`)

その後先輩達は、、、

ご想像にお任せします(^ν^)

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