アカボシ
百年程前に発足した色違いを保護する団体。
幾つかの部隊が存在する。
各部隊には部隊長と副部隊長が存在し、部隊をまとめている。
入隊試験に合格すれば誰でも入隊できる。

指令部隊
最も権力のある部隊。
全ての決定権はここにあり、政府として動いているのも主に指令部隊である。
人前に姿を見せることはなく、隊員以外には存在すら知られていない。

特殊派遣部隊
通称派遣隊。
アンチによる被害情報や保護区外での色違い目撃情報が入ると真っ先に現場へ派遣される精鋭部隊。
普段は警備隊と同じ扱い。

保護区警備部隊
通称警備隊。
保護区内で生活する色違いの守護や保護区周辺の巡回、やむなく保護区から外出する色違いのボディーガード等が主な仕事。
アカボシの部隊としては最も人数が多い。
保護区をぐるりと囲むような形で駐屯地が点在し、隊員はそこを寮として使う者が多い。


アカボシの歴史
古より『異色の身体は呪の証』という迷信が根付いており、異色の身体の者は酷く迫害されていた。

しかし百余年前、当時親交の深かった異国より『異色の身体は神の子の証』という迷信が伝わったことにより【アカボシ】という異色の身体の者を保護する組織が発足する。

当初は組織も小さく知名度も無に等しかったが、五十年が経った頃には科学的に異色の身体は単なる突然変異であることが証明され、【アカボシ】は国の直属機関へと成り上がった。

それから更に五十年が経った現在、もはや知らない人は居ない程大きな機関になった【アカボシ】の活動は色違いの保護を主としているものの、王政廃止後は 政府としても機能している。
一方、【アカボシ】が国の機関となったあとも『異色の身体は呪の証』と唱える輩が完全に絶えることは無く、現在もアンチ組織はひそかに、しかし確かに存在していた。



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