∴大人明生×年下夢主


「やめっ、やめてえええ」

「逃げんじゃねーよ」

「いきなり耳たぶに穴開けられそうになったら誰でも逃げるわ!!」

「雷門中って確か校則緩かったから大丈夫だろ」

「そういうことじゃなくて!いきなりなんなんですか!?」

「…お前が、俺とお揃いでピアスしたいっつったんじゃねぇの」

「言った、けど、べつに今じゃなくて、」

「大丈夫、痛くしねーから」


ほんとはお揃いのピアスがすっごく嬉しいなんて、ひみつだ





後日

「あら、」

「……その耳はどうしたんだ」

「あっ音無先生に鬼道監督!これはですね、あの、その、」

「べつに校則違反じゃないんだし、心配しなくても咎めないですよ。ね、お兄ちゃん」

「…もしかして、そのピアスは不動とお揃いか?」

「ギックーーー」

「は?(ぴしっ)」

「はっきり言え」

「は、はいぃ…(めっちゃ恐いいい)明生さんに、開けられまし、た」

明生さんごめんね!!!





また後日

「まったくあなたって人は!」

「不動、お前はもう少しだな…」

「ああもう、うっせーなテメーら!!」



(俺とあいつの問題に首つっこむんじゃねーよ!)
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