4/25 ペンギン

※付き合ってない


ペンギンの誕生日で宴だ!!と大騒ぎしすぎて私も少し酔っていた。いや、訂正。かなり酔っていた。

「ペーンギーンはっぴーばーすでー」
「酒臭っ!!」

ペンギンにウザ絡みし肩を組む。やめろと追いやろうとしてるのに抵抗してれば唇に目がいった。なんでかはわからない。唇にしか目がいかなくてキスしたいなと思った2秒後にはペンギンにタックルしていた。勢いよくいったせいで歯がぶつかり痛いがペンギンを押し倒し味わう。

「っ、んは……お、い」
「ん、へへへ私の勝ち」

そのまま帽子をとりあげみんなに見えるように掲げれば辺りはしんっと静まったあと耳が壊れそうなほど騒ぎだした。

「え、なにそんな関係なの!?!?」
「ぎゃーー!」
「ペンギン生きろーーーー!!」

なんだか色々聞こえるが眠くなってまだ倒れたままのペンギンの上で丸くなった。

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