*出てくる単語があまりお上品じゃないです。



『臨也さんのより静雄さんのの方がおっきかったんですね』

『………』

『臨也さん?』

『おっきかったってなんの話?』

『ナニの話です』

『…正臣くん、もしかしてシズちゃんとヤッたの?』

『はい、この前会ったときに。テクは臨也さんの方が上ですけどやっぱあのサイズはヤバイっすね。』

『………』

『門田さんと比べたらいい勝負なんですけど…門田さんは耐久力がすごいし』

『ドタチンまで…』

『あれ、どうしたんですか臨也さん。臨也さーん?』















「…って夢を見たんだよね。ほんっと不愉快」

「だからってなんで俺がベッドに投げ飛ばされた上に縛られなきゃいけないんですか!?」

「臨場感たっぷりの状況説明をありがとう。だってさぁ、夢に出るってことは深層心理でそういう願望があるってことでしょ?やましい気持ちがあるってことじゃない」

「なんで俺のやましさが臨也さんの夢に表れるんですか…!どっちかって言うと臨也さんのナニの大きさに対するコンプレックスがって痛たたたたっ」

「俺のサイズが小さいとでも言いたいのかな?」

「滅相もございません!ちくしょう、一から十まで理不尽すぎる…」

「とにかくさぁ、浮気願望があるって時点でアウトなわけ」

「だから全部あんたの妄想の話でしょうが!ってかそもそも浮気がアウトってなんですか。俺がいつ誰と何処でどんな風にヤろうと臨也さんには関係ないでしょ」

「はぁ?浮気は文化だとか言っちゃうわけ?うわー正臣くん最低。人でなしー」

「微妙に間違ってるし人でなしとか臨也さんに一番言われたくねぇし…。俺が言いたいのはそういうことじゃなくて、浮気の定義ってのは『恋人がいるのに無断で他の人と交際すること』でしょ?俺と臨也さんには当てはまらないじゃないっすか」

「なんで?君の恋人は俺でしょ?だったら立派な…」

「え?」

「は?」

「…俺と臨也さんて、セフレじゃなかったんですか…?」

「………」

「…えーと………」











意思疎をはかりましょう

「…とりあえず」

「と、とりあえず?」

「話はコトが済んでからってことで」

「ちょっ、臨也さんここ大事なところー!!!」









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