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「んっ・・・」
衣擦れの音が部屋に響く
隣で寝てたはずの皆本がいなかった
「み、なもと・・・?」
シーツは既に冷たかった
急に寒くなって、布団をたぐり寄せる
すると、背後のドアが静かに開いた
「賢木、起きてるのか?」
「今起きた・・・」
自分の声はとても掠れていた
「軽食作ったけど、まだ食べない?」
「・・・食べる」
「リビングにもう用意してあるからな」
「・・・わかった」
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