□予感 
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爆破したビルへと向かう途中、管理官から賢木に連絡が入った


「賢木クン?非番なのに申し訳ないけど、爆破があったビルに向かってほしいの。今すぐ行ける?」


「今向かっているところです。俺がいる場所のすぐ近くで爆破がありましたから。」


「そう、わかったわ。不二子もすぐそっちに行くからお願いね・・・・・―」



(賢木クンが現場近くにいたのは偶然なのかしら・・・?
・・・いや、考えすぎかもしれないわね。この嫌な予感が、どうか当たりませんよーにっ)


管理官は、思い立ったように電話を掛け始めた


「もしもし、皆本クン?今爆破があったビルに向かってるのよね?」


「そうですが・・・?」


「そっちに賢木クンも向かってるみたいだから、合流してちょーだいね」


「賢木が・・・?」



  
   


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