□畏怖 
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(んっ…頭が痛ぇなー…俺どうしたんだっけ…?

――あ、普通の人々とやりあって殴られたんだっけ)


賢木はその場でサイコメトリーを発動させたがESP錠がはめてあるので使えなかった


(気配は1,2,3…3人ぐらいかー?能力が使えないとなると不利だな。これからどうすっかなー)


「なぁ、そろそろコイツ起きるころじゃないか?」

「じゃぁ今から始めるか」


(何を始めるんだー・・・!?ちょっ・・・)


「おい起きろ」

男が賢木を揺する


「・・・んぁ?・・・何だよ」

賢木は今起きたかのように返事をした


「お前、サイコメトラーだったな。BABELの情報だったら大体わかるだろう?それを俺達に流せ」


「誰が流すかよお前らなんかにっ!」


「お前の持ち物を見させてもらったが、バベルに関する重要な情報はなかったな。
我々が特に知りたいのはチルドレンについてだ。早く話せ」


「俺はバベルを裏切るつもりはない!何があってもな!」


賢木は不敵な笑みを見せた



  
   


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