□爆発 
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この日賢木は私用のため、あるビルへと向かっていた

皆本やチルドレン達と一緒に出掛けても気を遣わせてしまうので、独りで行くことにした


周囲から見張られていることに気付かずに…――




(ほんとに独りで出掛けるの久しぶりだなー。今日は天気もいいし、気持ちいいな…)


そんなことを思っていた矢先、賢木のいる場所の近くで人が騒いでいる


(騒がしいな。なんかあったのか?)


「人が倒れたわ」

「誰か救急車を!!」


会話が聞こえた途端に、賢木は騒ぎの中心へと向かった




「皆さん落ち着いてください!私は医者です」

騒いでいた声が止んで静かに2人を見守った



賢木はその患者の顔を見て息が止まった



  
   


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