□決意 
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目が覚めて、まず視界に入ったのは白い天井だった


(俺、寝てたのか…。谷崎さんとナオミちゃんには悪いことしたなー…。

俺がよくいる人には拒否反応のこと言っとかねーと駄目だな。さっきみたいなことがあるし…)


ベット周りのカーテンを開けると、皆本が椅子に座って眠っていた



「・・・びっくりしたー…」

「…ん?賢木起きたのか」


賢木が呟いた言葉で皆本が起きてしまったようだ



「賢木大丈夫か?倒れたって聞いたけど・・・」


「あぁ・・・大丈夫だ。心配すんなって。お前仕事じゃ・・・」


「今日の仕事はもう片付けたんだ。・・・じゃぁ管理官呼んでくるから」



―――ノーマルの僕が居たら君の体調は悪くなってしまうだろうから・・・




(皆本・・・、拒否反応のこと気にして・・・。俺はお前に・・・)



  
   


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