□終焉 
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目を開けると、照明の光に目が眩んだ

「賢木・・・!!」

「み・・・な、もと?」

逆光のせいで顔は分からなかったが、声で皆本だとすぐに分かった

「良かった……」

「皆本…」


潤んでる皆本の顔に若干戸惑いながら、少し周りを見渡す賢木


(えーっと・・・何て声かけたらいいんだ?ていうか、周りの医者や看護士の視線が痛いんだけど・・・)


黙ったままの二人を見兼ねた管理官が、室内に居た医者や看護士を追い出した

「さ、お二人さんでごゆっくりどうぞ〜。不二子も出て行くから安心して」

「ちょっ・・・管理官!?」

バタン

「・・・・・・・・・。」




  
   


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