□迫 
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話は数年前にさかのぼる




・・・――エスパーによる銀行強盗があった

俺達は金に困っていた

ただ金が欲しかっただけ・・・



俺はもう一人の男と犯行に及んでいた

ECMが設置してあって、能力は使えなかった

銃で脅して、人質をとって立てこもっていたが、
すぐにバベルや警察が駆けつけ、囲まれてしまった



そんな緊迫した空気の中、瞬間移動能力のある友人が来てしまった


「ニュースで見たよ。罪が重くならないうちに自首しとけって!」

「何こんなとこに来てんだ!?立てこもってんだぞ!?」


言い争っていて、銀行内に潜入していることに気が付かなかった



「バベルだ!動くな!」

「待ってください、自首します。ほら銃貸して・・・」



バンッ


友人が誤って銃を撃ってしまった、幸い怪我人は誰もいない




すると、一発の銃声が静かに鳴り響いた

今度はバベルの人間が友人を撃ったのだ




すぐ病院に搬送されたが、アイツは死んでしまった


アイツには罪がないのに・・・――



  
   


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