□迫 3/4 話は数年前にさかのぼる ・・・――エスパーによる銀行強盗があった 俺達は金に困っていた ただ金が欲しかっただけ・・・ 俺はもう一人の男と犯行に及んでいた ECMが設置してあって、能力は使えなかった 銃で脅して、人質をとって立てこもっていたが、 すぐにバベルや警察が駆けつけ、囲まれてしまった そんな緊迫した空気の中、瞬間移動能力のある友人が来てしまった 「ニュースで見たよ。罪が重くならないうちに自首しとけって!」 「何こんなとこに来てんだ!?立てこもってんだぞ!?」 言い争っていて、銀行内に潜入していることに気が付かなかった 「バベルだ!動くな!」 「待ってください、自首します。ほら銃貸して・・・」 バンッ 友人が誤って銃を撃ってしまった、幸い怪我人は誰もいない すると、一発の銃声が静かに鳴り響いた 今度はバベルの人間が友人を撃ったのだ すぐ病院に搬送されたが、アイツは死んでしまった アイツには罪がないのに・・・―― ← → |