□決意 
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「―…ここ数日起こっていた事件は、エスパーによる犯行であることが分かりました。
目的は未だ不明なままです。次のニュースは・・・」


「こういう奴がいるからエスパーは危険だってなるんだよ。迷惑だよなー」

「私達みたいな、可愛くて優しいエスパーもいるのにね」

チルドレンは揃って頷いた


(オイオイ・・・、自分で言うなよ。
確かにこういう奴らのせいでエスパーの印象は悪くなってるよな・・・)


「そんなことよりっ・・・、皆本っ、センセっ!!実は渡したいモノがあるんだ」

「へー・・・どれどれ・・・」


薫がポケットから取り出したのは、石が連なったキーホルダーだった


「これを・・・?」


「そう。ウチらが持ってるお金から出したんやで?」

「だから、あんまり高いの買えなくてさ・・・」

「私達みんなお揃いよ。この前買い物に行ったじゃない?あの時に買ったの」


「お前達・・・、ありがとう」


皆本は子供達の成長ぶりに感動している



  
   


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