□決意 2/4 「“俺は皆本に傍に居てほしい”、ですって皆本さん?」 「しっ紫穂ちゃん!?」 気付かぬうちにチルドレンがベットの周りに立っていた (勝手に透視むんじゃねーよ… ――別にいいじゃない。ほら、皆本さんを引き止めてあげたわよ。 はいはい、どーも。頼んでないけどな。早く出ていけって・・・ ――まぁ体調が良くないみたいだから、このくらいにしといてあげるわ) 「・・・そうか。じゃぁもう少し居ようかな・・」 皆本は紫穂の言葉でしばらくこの場に残ることにした (紫穂ちゃんのせいで、恥ずかしいし気まずいし・・・。 この状況をどうしろっていうんだよ!?あー、もう帰りてぇ・・・) 「なんか今テレビでエスパーのニュースやってるで?」 いつの間にか子供達がテレビをつけていたようだ 葵の言葉で皆がテレビに目を向ける ← → |