□決意 
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「“俺は皆本に傍に居てほしい”、ですって皆本さん?」

「しっ紫穂ちゃん!?」


気付かぬうちにチルドレンがベットの周りに立っていた




(勝手に透視むんじゃねーよ…

――別にいいじゃない。ほら、皆本さんを引き止めてあげたわよ。

はいはい、どーも。頼んでないけどな。早く出ていけって・・・

――まぁ体調が良くないみたいだから、このくらいにしといてあげるわ)




「・・・そうか。じゃぁもう少し居ようかな・・」


皆本は紫穂の言葉でしばらくこの場に残ることにした



(紫穂ちゃんのせいで、恥ずかしいし気まずいし・・・。
この状況をどうしろっていうんだよ!?あー、もう帰りてぇ・・・)



「なんか今テレビでエスパーのニュースやってるで?」


いつの間にか子供達がテレビをつけていたようだ

葵の言葉で皆がテレビに目を向ける



  
   


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