□迷
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――…あぁ、頭が締めつけられる…
辺りを見渡すと、そこは暗くやけに静かだった
これは夢か?現実か?
暗闇から突然、複数の手が賢木に向ってきた
嫌だ、やめてくれ…
俺に触れるなっ…!
これは俺の過去…?―――
「っはぁ…。仕事中に寝てたのか…」
寝汗で服が少し湿っている
さっきのはフラッシュバックなのだろう
皆本たちと出掛けた時に遭遇した男がきっかけとなったらしい
思い出したくない過去が賢木の精神を蝕む
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