□告白 
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「そういうことだから皆、賢木クンのサポートよろしくね!」


バベル内にはエスパー以外にもノーマルも多く働いているので、
賢木は常に気をつけなければならない

とりあえず局長や賢木がよくいるメンバーに伝えておき、様子をみることにした


「賢木クン大丈夫かね〜!?」

局長が賢木に抱きつこうとして柏木に止められた


局長は賢木に近づけないので、
柏木一尉に少々引き摺られ気味に部屋をあとにした

管理官も局長達のあとを追うように部屋から出た


すると、チルドレンが近付いてきた

「あたし達は大丈夫なんだよな?何かあったら呼んでくれよな」


「皆本さんにもやっぱり拒否反応が出るの?」


紫穂が向こうにいる皆本に聞こえないように小さな声で訊ねた


「実際、昨日出たしな…。
皆本が他の奴と違うのも分かってるけど…、出ちまうんだよ」

賢木は辛そうな顔で答えた


3人はどうしたらいいのか分からず、顔を見合わせた



  
   


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