□重なる 
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「……っ!?」


(賢木っ…!?)



賢木がその場に座り込んだ

(体調が悪いのか…!?誰かっ…)


皆本は混乱のあまりその場に立ち尽くしている

それに気付いたチルドレンが皆本に呼びかける



「皆本さんしっかりして!早くセンセイのとこに行かなきゃ」


皆本は慌てて賢木の元に駆け寄った



賢木の元にたどり着くと、

警備員のお兄さんが少しオロオロしながら賢木に話し掛けている


皆本も賢木に声を掛ける


「賢木っ、大丈夫か!?」


「え…あぁ皆本?…そんな顔すんなよ。ちょっとよろけただけだ」



「センセイ大丈夫?」

「無理したらあかんでセンセ」

「センセイちゃんと体調管理してるの?」



紫穂も賢木を心配しているようだ



「ん、心配してくれてありがとな」


賢木は3人に微笑んだ



  
   


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