□重なる 
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皆本side


(どうして僕はあの時あの電話に出なかったんだ…)


皆本はあの判断を後悔した

「皆本はん着いたで」


葵のテレポートで皆本とチルドレンは地下駐車場に到着した


「あっ皆本!センセイあそこだ!」

「でも誰かと話してるわ」



柱が邪魔で誰と話しているか分からないが、賢木がまだ帰っていないことにホっとした



「邪魔にならないように近くまで行こうか」


皆本とチルドレンは賢木たちにゆっくりと近付いていった




(でも、賢木の様子がおかしいぞ…?誰と話しているんだ?何かを怖がっているみたいな…)


皆本は賢木の異変に気付いた


次の瞬間、賢木の体がぐらりと傾いた



  
   


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