□重なる 
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倒れかけたがなんとか持ち堪えた

賢木はそのまま座り込んだ


「大丈夫ですか…!?」

いきなり倒れかけた賢木を、警備員のお兄さんがオロオロと心配する



賢木の中でも何が起こったのか分からなかったが、少し間をおいて返答した



「っ…大丈夫です、すいません」


(頭が痛いなー…。まだ体調も戻ってないしな…)

黙り込んだ賢木を心配して

警備員のお兄さんが賢木の肩に手を置いた途端、



パシンッ



「触るなっ…!!」


賢木は無意識に手を振り払ってしまった



慌てて警備員のお兄さんが謝るが、それどころではなかった


(なんでだ…?俺…無意識に…)



2人の元に皆本とチルドレンが駆け寄って来た



  
   


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