□焦燥 3/4
「あっ葵ちゃんがいたわ!」
「葵ー、センセイ見なかった?」
バタバタと薫と紫穂が走ってきた
「あー…居ったで、さっきまで。」
「一足遅かったかー。紫穂がポッキー落とすからじゃん」
はぁー、と薫がため息を吐いた
「薫ちゃん私のせいにするつもり?
薫ちゃんだってナオミちゃんにセクハラしてたじゃない」
「二人とも別にええやんそんなこと。それより、
センセイの瞼が赤く腫れとってんけど…」
葵の言葉に二人がくらいついた
「「え…!?やっぱり皆本(さん)と喧嘩してたってこと…!?」」
「そうなんちゃうかな…?」
すると後ろから…おい、と声をかけられた
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