□涙 
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メールの内容は電話についてだった


(やべー、そういや俺皆本に電話掛けてたんだ…!!
皆本に会ったら聞かれるだろうなー。なんて言おうか…)



皆本のことを気にしながら、タクシー会社に電話を掛けた



―――20分後、家の下にタクシーが到着し、賢木はタクシーに乗り込んだ



運転手の人は良い人そうだが、
賢木は閉鎖された空間に2人きりで居ることに落ち着かなかった


運転手からの質問にも上手く答えられず、会話はあまり長く続かなかった





数分でバベルに着き、賢木はタクシーを降りたことで気が楽になった


中に入ると受付嬢のダブルフェイスに声を掛けられた


「おはようございます、賢木センセイ。あれ…少し顔色が良くないようですが…?」


「ホントだ。大丈夫ですか…?」


俺そんなに顔色悪いの?、と焦りながら


「昨日飲み過ぎちゃってさー。二日酔いだからかな?」

と 適当に誤魔化しながら2人と別れた






  
   


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