□涙 
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賢木side



賢木は目を覚ましてから、傷の治り具合を確認した


能力のおかげで治りが早かった


(まぁ…今日はオペ入ってねぇし、座って仕事するくらいなら大丈夫か。
管理官に報告したら多分早く帰れるようにしてくれるだろう)


トーストを頬張り、コーヒーで流し込んで洗面台へと向かう


(バベルに着いたら…とりあえず管理官起こして、昨日のことを報告…)


今日の段取りを考えながら支度をする


ふと、ポケットに手を突っ込むと何かが入っているのに気付いた


(バイクの鍵…?

そういえば俺、昨日拉致られたからバイク駐車場に置きっぱなしだ…!!
どうしようか…、徒歩か交通手段か…。今からだと徒歩じゃ遅刻だな…。タクシーで行くか)



賢木は携帯を手に取りタクシーを呼ぼうとした時、


皆本から数件の着信と1件のメールに気付いた



  
   


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