□堕 1/4 賢木が目を覚ましたのはあれから5時間後のことだった (俺にしてはよく寝たなぁ・・・。今は夜明けの4時ぐらいか・・・?) まず身体の状態をサイコメトリーした 眠る前よりはだいぶ良くなっている その後賢木は乱れた服を整えながら、昨夜のことを思い出した 悪夢のような出来事に、身体は震えだした (途中までは覚えてるけど・・・、途中からはモヤがかかったようでよく分からない。 じきに思い出すかもしれないな・・・。今はまだ思い出さなくていい・・・。 とにかく身体を治すことに集中しよう・・・) とりあえず賢木は、薄暗い内に自宅に帰ることにした 違和感の残る下半身をおこし、 壁をつたいながら出口に向かって進み始めた → |