もう少しダラダラして取りとめの無さすぎる、締まり無き後書きめいた事(笑)を書きますので、苦手な方はバックして下さい。
・何度もコメント返しで書いたのですが、このお話を考え始めた時期が卒論に本腰を入れ始めた去年の夏休みでしたので(早い話が現実逃避の一環でした)、主人公が物書きになってしまいました。
・実は、上に書いたとおり卒論に「うおおおお!書きあがるのか!?卒業できるのか!?」となっている時期(笑)でもありましたので、私の精神状況からか、最初は柳と主人公の腹の探りあいが強く、どろどろとした感じさえ漂っていました。ただ、妄想中の本人がどろどろとした展開に疲労感を覚えたので、いったん殆どまっさらにしてみましたら、こんな話になりました(笑)
・テニスに出てくるキャラクターは真っ直ぐに高みを目指している人物ばかりですので、主人公も同じように高みを目指すような人物にしたかったというのはあります。すでにプロというのは、ちょっとやり過ぎだったかもしれませんが。
・友人達はモデルがバッチリおります。その言動が、モデルになった愛すべき友人達そのままだったりすることもあります。一から人物を作れないという弱点が。
・文量が卒論の4倍……!と気付いたときの衝撃(1話2000文字として)は凄まじかったです。良くかけたなぁ、と。本当に皆様のおかげです!
・作業中の失敗談やら、あわてた話やら色んな話は存在しているのですが、最近では39話の柳の独白が単なるアブナい人になって、幾度となく書き直しました。只のストーカーに成り果ててしまい……。最終話の柳もアブナい状況になってしまい、やっぱり書き直しました。(けれど片鱗は残ってしまった)書いている私が恐らく一番PCの前で悶絶していましたとも。「自分のこの年齢を弁えない乙女っぽい妄想が恥ずかしいわ!」と。
・結局、柳が主人公のことを好き過ぎる話です(笑)「折角の夢小説なのだから、好かれてナンボじゃないか!」という考えが反映されております。
・一応、伏線は回収したと思うのですが……表情などはあえて書かずに想像にお任せしまして、回収しなかったものもあります。何か気になる点がありましたら遠慮なくお尋ね下さい。
最後に。
主人公の小説内容に関して。
度々「内容が気になります」とコメントを頂いていました主人公が書いている小説について、プロット段階の箇条書きそのままをここで紹介したいと思います。
枕詞シリーズ(時代小説)
・1作目は『鵺鳥の』
・天和年間〜
・主人公は尾張藩付家老竹腰家三男
・長男が怪死(1作目はこの話)
・次男は他家へ養子
・自分に家督のお鉢が回ってきた
・新影流は連也斎に師事
・成瀬家とは良いライバル
・水戸藩付家老中山家の次男(モデルは真田)と仲良しになる
・水戸光圀や安積淡泊、佐々十竹も出る
・大石内蔵助も出たらいい
・その内、紀州の付家老も出る
ラノベ
・『魏史』の「倭人伝」に近い世界
・ヒロインは現代の高校生(女の子)
・所謂トリップ
・逆ハー
・鯨面の習慣有り
・海運を中心とした外交、貿易の話
・でも、ラノベだから軽い感じ
・情報屋(モデルは柳)は失明している
・邪馬台畿内説
・その内、情報屋が本来のヒーローの人気を食ってしまい、主人公困惑
……とまあ、このような趣味丸出しの設定が作ってありました。結局どちらも歴史モノではないかという突っ込みが聞こえてくる気がします。
特に時代小説は本当に趣味丸出しになっています(笑)設定と言うより最後は、もはや希望が出て来ている。
こういう本編に出ない下らないことを考えるのが好きでして、やけに熱を入れてしまった記憶があります。
自己満足以外の何物でもない話題でしたが、「気になる」と言って下さった方々のおかげで日の目を見る事が出来ました。
この様な所まで読んで下さってありがとうございました!