※オマケで、盗み聞きしてたユミルさんとクリスタさん
「ユミル……やっぱり盗み聞きしちゃ駄目だよ」
「そんなこと言って私より楽しそうじゃねぇか」
きらきらと輝いた瞳で諌めるクリスタを、ユミルは呆れたように見遣った。確かに誘ったのはユミルだが、途中からはクリスタの方が余程乗り気だったではないか。
「だって恋バナだよ! あーやっぱりジャンはミカサが好きなんだね。知ってたけど」
「何で女ってヤツは恋バナが好きなのかね……。まあジャンの奴がミカサ好きなのは知ってたが」
「バレバレだもんね」
「見りゃわかるからな」
くすりと笑うクリスタとにやにやするユミルは、ロゼッタがドアに近付いた気配に慌ててリビングに戻って行った。
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