ラッセルの愛猫
2013/11/17 20:00 (0)

色々探したけど見つからない!
くそー、もう頭の中の記憶だけでパロる。
本のパロ多くて申し訳ない。想像力貧困…。

京極夏彦さんの作品をオリジナルストーリーでコミカライズしたやつのパロ。
ちょっとアレンジします。

飼い猫の死を受け入れられず、街に猫を探しに出たロー。そこで出会ったキッド。ローにはキッドが猫に見える。「こんなところにいたのか◯◯(←猫の名前)!よしよし、一緒に家に帰ろう。ん?首輪はどうした?どこかで落としたのか?まぁいい、また新しいのを買ってやる」
キッドは面白がってローを連れ家に帰る。
キラーがキッドの家に遊びに行くと、風呂上がりで、素っ裸で椅子に座るキッドと、それとキッドの髪を乾かしたり、爪を研いだり、首輪を巻いてやるローがいる。
「キッド、これはどういうことだ?そいつ誰だ?」
「にゃー」
「?何の真似だ?」
「猫だよ。俺はいま猫なんだ」
「誰だ?……あぁ、もしかして◯◯を保護してくれた人か?俺はこいつの飼い主のローだ。引き取って行きたいところなんだが、こいつがこの部屋から動かなくてな。しばらくここで世話になる。こいつの面倒は俺がみるから
「……は、はぁ。いや、ここはキッドの部屋だからキッドがよければ構わないが…」
「ありがとう!」
「い、いや……おい、キッド、どういうことだ?こいつ頭がおかしいのか?」
「ははは、おかしいだろな。俺が飼い猫に見えているらしい。昨日から風呂に入れたり飯を用意したりブラッシングしたり、甲斐甲斐しく世話してくれるぜ」
「病院連れて行った方がいいんじゃないのか?」
「こいつん家が病院みたいだぜ」
「……」
「しかもこいつが医者」
「……」
「さっきこいつの家に連絡した。ガキの頃から飼ってた猫が事故で死んだらしい。ちょっと錯乱してんだろ。しばらくこいつが気のすむまで付き合ってやるよ」
「……そうか」
「じきに落ち着くさ……ってうわ!ばか!そこは自分で拭く!」
「こら暴れるな。家具が濡れるだろ!」
「……」

って感じの。




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