「とある民族学者の私的な手記」
2012/06/11 21:20 (0)

久しぶりの更新です。
こんなんですみません。
かなり前に語ったカニバルするキッド(たち)のお話。

本当は、最初のお祈りと、食べるとこと、最後に羨ましそうなローが書けたらそれで満足だったし、それだけで終われば簡潔なお話だったんだけど、それだと長さ的に短くてネタ帳行きな気がしたんで、いろいろ書き足したら無駄に長々なりました。
論文調な文章書いてたら卒論のときのこと思い出して、もりもり書いてました(笑)

どうだろう?食前のお祈りをするキッド海賊団うまく書けたろうか?

燭台の明かりにぼんやりと浮かぶ船室
ゴシック調の一枚板のテーブル
テーブルを囲むデスロックな感じの格好した見るからに危険な男たち
誰もが手を組み、頭を垂れ、目を閉じる

変な趣向なのかもしれないけど、これだけでやたら興奮する。
宗教的なものに弱い……


キッド海賊団(カニバル一族の出身者のみ)のお祈りに決まった型はなく、みなそれぞれ違う。

キッド……両手の平を合わせ、指を組む(キリスト教とかのお祈り?)。その手を額に当てる。肘はテーブルにつく。

キラー……キッドと同じ組み方。手は額じゃなくて口元に当てる。肘はテーブルにつく。

ヒート……手の組み方はキラーキッドと同じ。組んだ手はテーブルにくっつけ、額をさらにその手にくっつける。テーブルにつっぷしてる感じ。

ワイヤー……右手を拳にして心臓にあて、左手は掌を胃袋に添える。




お話書き終わりそうになったころ気づいたんだけど、最後までキッドとローの名前出てきそうになかったから無理やり書いた。
ローとか最後の引用元のとこにしか出てこない(笑)
あ、最後の括弧書きは論文内で引用したら明記しなきゃいけないアレです。著者名、タイトル、ページ、行を書かなきゃダメってやつ。
本当はタイトルのとおり、学者・トラファルガーが書き残した手記を、死後出発社が発表した―――って感じにしたかった。
ローが書いた文章の所々に、編集者が書いた解説をいれたり、ローの筆跡についてコメントしたりってとこも入れたかったけど、こだわりすぎても長くなるんでやめました。

(この箇所以降、著者の筆が乱れる。著者の興奮が伺える)
とか、
(ここで著者が言う「ある論文」とは、○○博士の著書である)
とか、
(手記にあった著書のスケッチが右図になる)
とか、本当に出版されてる風にしたかった。本当に出版されてる風にしたかった。




さて、次はショタキッドとベラミのエロ書こうかな!(言うだけタダである)




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