Going Under | ナノ
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【PLEDGE】

ふたり同じ夢を見ていたくて。
雨が降りしきる、冷たい雨の中で、カーテンから覗く窓ガラスに雨粒が打ち付けられて止めどなく流れて行く。
深く、激しく。比例して抱く劣情を加速させる。

「おい、おい、」
「ん……」

ゆさゆさと揺さぶられ起き上がると観ていたテレビはいつの間にか終わり、芸能人が同じ嗜好の芸人達と集まって語らう深夜枠のバラエティ番組に切り替わっていた。

「リオン、君・・・」
「違う・・・何度も言わせるな」
「エミ、リオ・・・」
「海」

顔を上げれば自分を心配そうに見つめるように上から覗きこむ姿があって、いつの間にか得意のうたた寝で眠っていたのかもしれない。いつの間に寝ていたのかな。

小さくあくびをしながら海がむくりとソファから起き上がると視界にリオンの姿が飛び込んできた。しかし、目の前に居るのはリオンで間違いないのに彼はデニムを履いただけで上半身に何も服を纏っていなかったのだ。

「リオン、く、あっ違った!エ、エミリオ、どうしたの・・・?」
「何がだ?」
「どうして上半身だけ…裸なの?」
「どうして、だと?」

不思議そうに首をかしげる海に対し愕然とするのは無理もない。
普段仕事では真面目に働いているのにどうしてたまに肝心なところで気が抜けているのか。

リオンではなくエミリオ。
何度めの言い間違いか、リオンと呼ばれても二度と返事してやらない事を心に決めながらリオンは自分が好きで裸になったわけではないと、なぜこんな経緯になったのかを説明しなくとも簡単だ。

「お前、自分が今どんな姿をしているか教えてやろうか。」
「え」
「僕だけじゃない、お前も、」

ふわりと海の風呂上がりの柔らかく揺らいだ髪を手にリオンが意地悪く笑った気がして瞳を細めたリオンに抱き寄せられ、素肌で感じた冷たい温もりに海は気付く、そうして感じた鈍痛は間違いない。

「私、そう言えば・・・」
「痛むか、」
「や、やぁっ!見、見ないで・・・っ」

床に散らばっていたパジャマにようやく理由を知り思わずリオンの腕から逃れてしゃがみこんでパジャマをかき集め胸元を隠したが下腹部までは届かずそのまま寝そべるように臥せった。

「今さら隠してどうする?」
「あの・・・私、」
「酷いな、あんなに泣いてよがっていたのに…やり過ぎたかな」
「やぁっ、エミリオ・・・!」
「おい、逃げるな、」
「や、やだ・・・恥ずかしい・・・見ないで!」
「本当に今更だ。途中でお前は気を失ったんだよ。」

純粋に嫌ではないがこんなに明るい光が注ぐリビングで彼と一線を交えて越えてしまいこんな真夜中に目覚めるなんて、
惰性もいいところだ、ましてや彼はまだ未成年なのに…そんな彼と睦みあうなんて。海は堪らなく罪悪感に駆られ優しく頭を撫でるリオンの眼差しにすがる様にその手を取った。

「ごめんね・・・」
「何故謝る、」
「私、・・・」

気持ちは簡単に身体を繋ごうとお互いを深く思いあうことができる。だが、身体は思うようにはいってくれない。
痛みが快楽を許さない、身体は濡れても痛みにより一瞬で遮断されてしまうのだ。

「・・・いいんだ。」
「でも・・・っ!」
「服を着ろ、明日も仕事だろう。寝るぞ、」

もじもじと内股になり顔を伏せてしまった海、卑屈になる前に引き留めるべく優しくキスをして見つめあうふたり。
リオンの指摘する通り落ちていた下着を拾い上げリオンを見つめた。

「寝ようか。」
「いや・・・」
「明日も早い、無理をするな。別に・・・幾らでも、待てるしお前を嫌いになんてなれない。」
「エミリオ・・・」

間違わずに自分の名前を呼んでくれたのに。悲しそうな海、自分を大切に気遣ってくれる優しさが彼女と繋がれないことよりも辛かった。

最初は互いに互いを深く思い繋ぎあえるのに、皮肉な身体は悪戯に乾いては痛みを伴ってリオンを激しく拒んだ。

無言が支配する空虚な部屋で温もりを分かち合うのは虚無なのか?
答えはふたりしか知らない。風呂に入り冷えた身体を暖め直してふたりのベッドに潜り込んだ。

「海・・・」
「ん・・・」
「眠れないのか・・・?」
「ううん、へ、いき、だよ」

寝付けないのか、腕の中に包まれる海は何度も寝返りを繰り返していた。平気だと笑うのもきっと自分を気遣っているのだろう。
そんなところがいじらしくもあり、年の差など気にならない。リオンにとって年齢差などただの記号でしかなかった。
こんなに儚くて小さい彼女をどうして責めることが出来ようか。

彼女は自分を責めていた。澄んだ瞳に沢山の涙を溜めて。
深く愛しすぎる故に、思ってくれるだけで充分なのに、気持ちより早く身体が深く求めている。
痛みなど関係なく、ひっくるめて彼を感じたい。
はらはらと涙を流す姿が儚くて、思わず守ってやりたくなる。今その悲しみを与えているのが自分だと思えば酷く悔やまれた。
だから、無意識に宥めるように自身を捩じ込まれて痛む海の傷ついた下腹部に触れたそこはすっかり乾いていた。

「痛むか?」
「っ・・・へ、いき・・・だから・・・お願い!」
「海・・・お前が平気でもな、無理なんだよ。痛むと乾いてくるし、今度は最後まで止められないぞ、」

まっすぐに自分を見つめるリオンの姿は暗闇に遮られてよく見えないが余裕がないのは理解できた、自分の言葉がきっと彼の理性を砕いたから、もう止めることは出来ない。
恥ずかしがりやの海が自らをさらけ出していて自分を受け入れるように待っている健気な姿を前にして、抑制など出来ない。
自分のなけなしの理性ではきっとこの先は持たないだろう。

無言で頷く海にリオンも暗闇の中で瞳を細めていた。闇の中の獣となり、獲物を静かに狙い定めた。

「海、僕は堪え性のないお前にこれ以上の無理はさせたくない」
「エミリオ、来て、お願い…中途半端なままの方がきっと、後悔する・・・」
「海、・・・嫌なら殴れ。そうしたら、止める。無理だが止めるから、」
「止めないよ、痛みでも、何でもいい・・・エミリオを、ちょうだい、」
「あまり、煽るな。本当に優しくしてやれなくなる。我慢、してるつもりなんだ、これでも」
「あ・・・っ!」
「お前が大切だから、泣かしたくない」

口づけを落として海を転がし緩やかな髪越しにうなじに口付け下着の留め具を外してやる。

「エミリオ、お願い・・・」
「痕、つけてもいいか?」
「う、うん。背中なら、職場の人に見られないように」
「見せつけてもいい、お前は、無防備過ぎるから」

左手が這うように海の小さな手に重なりふたりで向かい合うとリオンの手が海の胸を下から掴むように持ち上げ口付けた。

「可愛い・・・」
「嘘、」
「嘘な訳あるか、」

気持ち良いのか快楽よりも感じる心地よさに上気した頬を隠さないまま海は自分に覆い被さり胸を執拗に愛でるリオンの姿に涙を隠しきれなかった。

「泣くな、」
「ぅう・・・んっ」

クールで他人に心を許さなかったリオンが、冷徹な瞳は成りを潜めて、今はこんな海を気遣い優しく抱いてくれるなんて、幸せすぎて涙が止まらないのだ。
するりと着ていたフリースパジャマを脱がせ海の脚が露になる。

「綺麗だ、」

自分の体をまじまじと見つめながら率直に見たままの意見を述べるリオンに恥ずかしそうに海もリオンが触れた自分の脚をリオンの華奢な腰に絡ませた。
下部へ下部へ降りて行くリオンの目、紫紺の闇は何を見るのか。
艶やかな彼女の身体は昼間の彼女と別人に見えるほど厭らしく、しかし下品ではなくリオンには映えた。
ふわりとシーツに投げ出した身体は絡み合い、ベッドの脇からはみ出ていたしなやかな脚は小さな痙攣を起こしていた。
映画で幾度も観た睦みあう男女、そのシーンよりも遥かに鼓動は高なった。

「痛むのか、」
「わかん、な・・・いっ」
「だが、苦しくは、ないみたいだな。」
「あぁっ・・・!」

ベッドの上で息苦しそうに吐息を漏らす海、しなやかな裸体は恍惚に濡れていて、無理矢理に彼女を見下し征服しているような愉快な気持ちになる。
自分にこんな浅ましい一面があるなんて…
マリアンをこんな風に想像で抱いた記憶などなかった。
やはり自分にとってマリアンはそう言う恋愛の類いと言うカテゴリーにはおさまらない特別な存在だった。
当てはまるのなら、それは…自分は、きっとそれに巡り会えたのだろう。

「海・・・」
「やっ・・・エミリオ・・・もぅ・・・痕、つけちゃダメ!」
「いつか消える、」
「消えるまで、しないで」
「消えたら、またつけ直す」

前戯まではいい、しかし、愛撫とまとわりついては離れないトラウマが彼女の身体を素直にさせない。
恥じらい慣れない行為に戸惑いばかりの彼女を抱くには時間を要していた、繋がるにも彼女の其処は彼を激しく拒んでいた。

だから、丁寧に、絹に触れるように彼女を抱いた。
逃げ出していた膝を掴みそっと開かれた最深部は暗闇で確かめれる程に輝きを増していた。
恐る恐る差し込む指先が暗闇に呑み込まれる。

「痛むか、」
「いた、くない・・・」
「みたいだな、」

纏う粘液がそれを物語る。躊躇うように締め付けた2本を辛そうな言葉とは裏腹に海の其処はしっかり受け止めた。

「やっ・・・」
「可愛いよ、凄く・・・お前が愛しい、」

歌うように紡がれるリオンの言葉に海の頬が上気し甘い言葉たちがふわふわと海の身体を赤く染めた。
普段物静かなリオンの甘い言葉は余計に熱を高ぶらせた。

「エミリオ・・・」
「海・・・」

するすると海の指先が滑り込んできた、その流れに従いリオンの着ていたジャージのジッパーを下げると、インナーに着ていたヒートテックを脱ぎ捨てジャージも下着も半ば脱がしやすいようにその小さな指先に脱がせて貰った。
露になるリオンの身体は思う以上に逞しかった。均等のとれたきれいな鍛え方をしている。

「私ばかり・・・、ズルい・・・」
「そうだったな。お前に夢中で気付かなかった。」
「・・・ん・・・今日は・・・よくしゃべる・・・なんだか別、人、みたい・・・ね」
「お前が、そうさせるんだ・・・」
「や、ぁあっ・・・!」

手渡したそれを手に取り、被せたそれを早めに装着し、そして。
控えめに開いた脚を堪らず思い切り開かせ、リオンの伸びた舌が甘く溢れた泉に届くと海は行き過ぎた快楽に瞳をとろけさせた。

「やっ、あっ・・・!やぁあっ・・・あっ!エミリ、オ・・・だめっ!だめぇっ!」
「凄く溢れてきたな、足りないだろう?」
「んっ!やだぁ・・・そんな所・・・」
「声を抑える必要はない、」

リオンの柔らかな舌が身体の中心を這い回る。
それは苦痛はなく用意に快楽に不馴れな彼女の快楽を引き出した。
儚く吐息を漏らしシーツを擦る海が次第に甘く上擦った声を張り上げしなやかな脚がその度に絡み付いてくる。
細くはない肉質に満ちた柔らかな脚はリオンを手招き堕落させる。
このまま彼女の中に落ちて行きたい。それを渇望する自分は肉欲に溺れたのではない、コロコロ変わる彼女の扇情的な姿を焼き付けていたいだけ。

含み笑いと妖艶なリオンのため息にも似た吐息に酔わされ、痛みでも構わないからと、海は起き上がるとリオンの首に腕を回して引き寄せる。



「止めないで・・・エミリオがほしい・・・」
「お前が、望むなら幾らでも」

ロマンスに溢れた言葉を交わし、ベッドでは誰もが映画になる。夜が、明けない夜が欲しい。
リオンはただそれを切に願いかけた。
彼女が一番輝くのは自分との時間だとどうか微笑んで。
離れたくない、願いは同じ。

「つ・・・!」
「痛むか・・・?」
「んぁ・・・だ、いじょうぶっ・・・」

リオンと重ねたキスはやけに甘くて、それが自分の粘液だと気づき、とても恥ずかしかった。
抱き締めて、そう口にしなくてもリオンに届いた気がした。

「大丈夫か、力を抜け」
「だ、いじょう・・・ぶ!!」

手を取り指先に含み唇が近づいてきて繋がる。腰を進めてもドライな其処は痛みから感じた安堵感によりウエットに変わっていた。

「んぅ…あっ、ああっ!エミリオっ!」
「海っ・・・!」

思うより深く、体より気持ちより言葉が彼女の名前を叫ぶ。愛しいと離すもんかと締め付ける力強さに柳眉を寄せて、愛しい、それに尽きるばかりだ。

「んぁっ、はあっ!ああ・・・っ!」

繋がりあって、求めあう。
裂けてしまいそうな狭い最奥部を無理矢理にこじ開けて自分の形を焼き付ける。

「海、慣れるまでこうしていよう」
「ん・・・」

さら、と流れた髪を掬い上げ口づける気遣いも心地よく弓のような愛しい眼差しで海は痛みから徐々に悦楽を見いだしつつあった。
海の胸元でティファニーのハートキーのネックレスが揺れる。それと等しくリオンのハートロックも揺れる。
鍵と錠はふたつでひとつ。
お互いの心を開くにはどちらもなくてはいけない。

細やかな愛撫を繰り返した甲斐があったか。その実を結んだのか。二人のネックレスが絡み合い海は潤んだ眼差しをリオンに向けた。

「エミリオ・・・」

海の脚から先までも微かに震えながら器用にリオンの腰を引き寄せる。その脚をすくいあげ深く寄り添い求めあって、そうして静かにリオンはぎこちないがゆっくりと腰に力を加えた。

初めて本当にひとつになったあの日よりも深く交わったような気さえするほどふたりは至福の時に満ち溢れていた。
長かった、ふたりは本当に長い道のりを歩いてきた。

「泣くな・・・痛いなら爪を立ててもいいから僕にすがれ」
「エミリオ・・・違うの、幸せすぎて・・・痛くない、痛くないの・・・エミリオがいっぱいで・・・嬉しい・・・」
「頼む、から…他の男に見せないでくれ。こんなに、お前の幸せな笑顔が見れて、僕は・・・」

束の間の幸せに感じられる刹那の夜がまた過ぎて行く、だがそれは永遠に約束された優しい温もり。

「幸せなんだ・・・たまらなく」
「エミリオ・・・エミリオっ!あぁ・・・っ、やっ・・・!」
「ぐっ・・・!?」
「ひゃ、あ、ぁ・・・いきなり、動かさないで・・・っ!」
「無理だ・・・っ・・・お前が締め付けるから・・・」

力強く躍動する柔らかな襞に包まれて、果てて行く限界まで、終わらない限界。

「良い、・・・凄く、気持ちいい、」
「っ、エミリオ・・・」
「お前ばかりに苦痛を与えて・・・僕は、お前を傷つけてばかりだな」

痛いのだろう、リオンを受け入れる皮膚は収縮し、激しく音を立て海を苦しめた。
例えるなら焼けるような痛みが擦れる度に鼓動を高ならせるようだ。
彼女の見たこともない苦痛を浮かべた表情、歯を食いしばり無意識に力を込めて捩じ込んだ自身をじわじわと拒んでいる。
止まらない願いに加速して。リオンの筋肉質な腕が海の横に立てた腕をずらして小さくて柔らかな身体を抱き締めた。

「違うよ・・・」
「ん?」
「あの・・・痛くはないの・・・ただ、苦しくて・・・」

しかし、それが虚勢なのはわかっている。
リオンの胸板に顔を埋めて、##NAME1##も硬いその素肌の温もり、指先の冷たさに包まれ安堵した。

正直痛くないと言えばそれは大きな虚勢であった。
今は良いが、後々身体を支配して行く痛みにまた苛まれてしまう。煩悩に呑み込まれて朝も昼も、リオンと繋がれない時も構わない。

「痛くないよ・・・エミリオ・・・来て・・・」
「動くぞ・・・」

だが、リオンがくれるなら、痛みさえも刻み付けよう。
さらさらに乾いていた其所が中で躍動するリオンを包み次第に蜜で満ちてくる。

「エミリオ、止めないで・・・っ!」

仰け反る身体を強く、しかし、折れてしまわぬように抱き締めた。爪の先に滲む赤を見つめ、身体に痕を残すのを良しとしない海だがリオンの背に海も爪の痕を消えないように刻み込んでいる矛盾。

「んぅ…っあ…!」

腰を引き、腰を突き、夢中で海を抱いた。髪を引き寄せ、無茶苦茶にキスをして、互いに舌を絡め、息さえも切れ切れに。
次第に甘くなる彼女の声につられて次第に腰の動きを早め彼女の脚を思い切り開かせた。
小さな悲鳴が上がるより加速して震える身体にリオンも静かに身体を震わせた。柔らかな肢体は簡単に彼の肩に掛けられ、震えている。
皮膚と皮膚がぶつかり空気を震わせ肌寒い部屋はまた温度を増した。

「っ」

最後は息も絶え絶えで、ちゃんとした限界を迎えないまま終わりさえ分からないままゆっくり傷つけないように抜け出した楔だったが、彼を受け入れた証、清らかさを欠如し、裂けてしまった箇所から出血していた。

漸く痛みの和らいだ身体は汗ばんでいて、部屋はすっかり冷えきって寒かったがふたりは心地よい睡魔に包まれていて。
二人でベッドに転がり余韻に浸る間もなく、痛みに耐え、慣れない行為に疲労困憊の彼女をしっかり支えた。

「おやすみ。海。」
「エミ、リオも・・・」

やっとひとつになれた。甘くて苦い夜の蜜月。
それは二人に忘れられない記憶になった。

「明日は・・・仕事休む。」
「何故だ、」
「エミリオと、一緒にいたいから・・・だよ。
やっと・・・いっしょになれたね。」
「海、ありがとう・・・」

回り道を繰り返し、漸くひとつになったふたつの影。
抱き締める優しい腕のなかでリオンはあまりの愛しさに彼女を今度こそ抱き締める強さに壊すんじゃないか、そんな畏怖の念を抱いた。

しかし、求め会うふたりだからきっとこれからも変わらない。
リオンを受け入れる焼けつくようなこの痛みも引っくるめて彼を受け入れると決めたんだ。
いつまでも愛を育んでいきたい。それが望み。きっとこれが始まり、長い夜はまだこれから。


fin.



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