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Bar開店前。 ホールには開店の準備を終えたのか、何やら話しているゆもぎ君、青菜君、シューコちゃんバイト組とウィテラの姿があった。 気配を消して背後から近付き、一番近くにいたゆもぎ君に手を伸ばし、ガバッと後ろから目隠しをしてハロウィン定番のあの一言…とはちょっと違うけど一言を。 「Trick&Treat!!」 「うわっ!!??」 「「「!!??」」」 ゆもぎ君は驚いて声をあげ、周りにいた三人は急に出てきた俺に驚き目を丸くしている。 「アハハ〜ビックリしたぁ?」 「び、びっくりしましたよ!?」 青菜君が片手で心臓を押さえている。そうとうびっくりしたらしい。 「てか、それハロウィンの仮装ですかー?」 シューコちゃんは興味津々な感じで衣装見てくる。 「うん、死神〜♪似合うー?」 「似合いますよーなんかピッタリで」 「ありがとー」 「鎌まで持って…本格的ですね」 スッとウィテラ君が近寄ってきた。 「ま〜ねー。あ、本物だから気を付けてね」 「えぇ!?」 焦ったようにパッと鎌から顔を離す。その様子が面白くてつい笑ってしまった。 「あは、冗談だって」 「まったく…脅かさないで下さい」 「てゆーか、いい加減離してくれませんか」 他の子達とつい話し込んで、ゆもぎ君の存在を忘れていた← 「ごめんね〜ゆもぎ君」 「いや、いいですよ。」 仕方なさそうにゆもぎ君は笑った。…ゆもぎ君ってなんだか苦労多そうだなぁ……。と、しみじみ思ってしまった。 「あ、そうだ。皆にコレあげるよー」 なんか話し込んだりで本来の目的を忘れそうになっていが、皆にそれぞれハロウィン風にラッピングした、南瓜のカップケーキを手渡す。 「せっかくのハロウィンだからね〜」 そう言うと、みんなはお礼を言って来たり美味しそうだと言ってくれた。 「なんや、何か賑やかやね〜」 さきほどまで店の奥で準備をしていた店長も来て、気付いたら全員揃っていた。 ちょうど良かった、店長にも開店前にお菓子渡せる。 「おっハロウィンの仮装か。死神か?似合っとるなー。けど自分、うさ耳どしたん?」 「んー俺、兎は調理する側ですから」 「は?」 「あ、知りません?どっかの国だか地域では兎を肉のパイにして食べるんですよー」
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