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──待機場所に木陰を選んだ意味などあったのだろうか。そんなことを考えながら、エットはじっと待っていた。いつか罠に飛び込んでくれる予定の人影を。 少しでも暑さを和らげようと、脱いだ上着を広げて木の枝にかけ、傘のようにしてみたり(もっともこれは「ここにいる」と相手に知らせる手段でもあるのだが)。どこにあるかわからない客用モニターのカメラの存在がなければ全裸になりたいところだ。 袋に詰め込んだ水(下水だったらどうしようか悩んだが、味と臭いは問題なさそうだった)をちびちび舐め、時折場所を移動しながらひたすら待つ。 「とりあえず明日は昼のバイトだけでも休もう……」 茹だりながらそんなことを呟いていると、ついに少し離れた場所で木が揺れたのが見えた。エットは思わず緊張の走った背筋を伸ばす。何かが罠に触れたらしかった。ただ、捕らえたかどうかまではわからない。 思ったより早く来たようだから、罠を解いて進んでくる可能性はゆうにある。なにせ簡単な手製トラップなのだ。 エットはじっとようすを伺った。 ─────* 突撃していただけたということで、とりあえず(他に浮かばなかったので)罠と触れ合っていただいてみました。エット……動けよおまえ……。 とりあえず余裕で解除してくださることを期待しております。笑 あ、影丸さんのペースで大丈夫ですよ^^というか私もたぶん相当反応遅いと思うのでむしろ先に謝っておきますすいません。←
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