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どうしようか。いい加減捻挫覚悟で飛び降りるか。 思考が物騒な方向に進みかけた時、木の下から鈴の鳴るような声が聞こえた。そちらを見下ろすと、ぼくと同じ紫の髪の可愛らしい女性が不思議そうにこちらを見上げている。 確か――Umpireの、副総帥。だった気が、する。名前はわからないのだけれど。 「子猫を助けようと思って登ったら、降りられなくなってしまったんだ」 簡潔に状況を説明する。 とりあえず、僕に関しては怪我には慣れているからこの木から落ちようが何をしようが構わないのだけれど。でも、この子猫はダメだ。まだ小さいし、僕に巻き込まれて落ちてしまったら死んでしまいかねない。 僕は女性を見下ろしたまま口を開いた。 「高い所から頼み事というのも大変申し訳なく思うのだけれど、今からこの子猫をあなたの方へ下ろすから、受け取っていただけないだろうか」 受け取ってもらえたら僕は落ちようが何だろうが別にいいか。 ―― ちるちゃんこんにちは! お相手くださりありがとうございますーっ´`* 木に登って降りれなくなったという何とも間抜けなさっしーですが、あれです。もしも落ちたらリリスさん避けてあげてください(笑)
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