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振り向いた顔にはどことなく見覚えがあった。 あと、手に持った箱を庇うように大切そうに抱えている。生ものでも入っているんだろうか…。 箱を抱えた人は一瞬ホッとした表情になったかと思うと、すぐに少し不安そうな顔になってしまった。 あれ、俺知らない間にこの人に何かしちゃったかな…と心配になりかけると相手は口を開いて困ったようにこう言った。 「あー、バスで寝過ごした所為で道に迷ってしまって…。 アンタ、アルバイトさんですよね?Barまでの道、知りませんか?」 ああ、あるある。特に道が分からないところで寝過ごしたりすると焦るもんな。 あと俺がBARでバイトしてることを知ってるってことはこの人は客だったわけだ。どうりで見覚えがあると思った。 幸いここからBARはそんなに遠くない。 「寝過ごすと困りますよねー。 はい、BARで働いてます。あとBARまでなら案内できますよ。ちょっと歩くけど大丈夫ですか?」 …あ、案内する前にまだ名乗ってなかった。 お客さんなら名前知られてるかもしれないけど、まあ一応。 「俺、ゆもぎって言います。よろしく」 **** 雛月さまこんにちはー! ゆ、ゆもぎはしっかりというかみみっちくて少し頑固なだけですよ!…こんな二十歳、嫌ですね(笑) こちらこそよろしくお願いします!^^*
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