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親切にも小銭入れを拾ってくれたのは、あたしよりひと回りもふた回りも小さな若い女の子だった。……いつもの癖で一瞬うらやましいサイズだなと思ったことは否定しない。 しかも小作りなのに眼がおっきくて華奢で、こうしてあたしにポーチを渡してくれる手に至っては、あたしのそれでくるめちゃうくらいだ。ああ、あたしもこんなふうに生まれたかった。両親があれだから遺伝的に不可能だけど。 こうやって女の子を見下ろして内心唸ってるあたしもあたしだけど、女の子のほうでもあたしをじぃっと見つめてきた。かちあう眼は同じ深紅── 「あ。きみ……、初対面じゃないよね?」 ついかまをかけてしまった。 今のあたしはきちんとした就職はしてなくて、適当にバイトをかけもちして家計をやりくりしてるんだけど、ふつうのバイト先で会った子ならこうは言わない。この子は……たぶん、あの、欠片がどうとかいう仕事のほうだという気がする。どうしてこんな子がって思ったような覚えがあるし。 ─────* 先日はありがとうございました^^嬉しいサプライズ! ぶっちゃけた話、なんだかうちの子らはノクちゃんとご縁があるなあとか思っt……あ、いや、やっぱなんでもないですw このレスはノクちゃんに見つめられたのをガン見し返すエットさんでお送りしました←
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