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(ちゃっかり↑の絵のいきさつのようなもの) * 「アマリー仕事終わったでしょ?紅葉狩りに行きましょうよ!」 そんな声とともにUmpireのとある執務室の扉が勢いよく開いた。 声の主であるリリスは反動で閉じかけた扉を支えつつ、ふふんと無駄に不敵な笑みを浮かべる。その後ろからは彼女の秘書であるアラモードがひょこりと顔を覗かせた。 上司と部下というよりも悪友と評した方が似合いの二人で一緒に動き回っていたらしい。 「…………」 「…ええ、と?」 一方で声をかけられた側のアマリーは少し微妙な面持ちだった。 彼の近くで驚いて目をしばたかせているパーキンがいることから推測すると、会議か商談を終えて二人でのんびりしていたのだろう。そこに身内からの思わぬ邪魔が入ったからこその微妙な面持ちに違いない。 …ほら、思考がやや老成気味のアマリーにとってはのんびりお茶をする時間って大切そうだし。 だがそんな兄の事情を(多分わざと)無視するのがリリスだった。 「レッツ紅葉狩り!せっかく会場を用意したんだから私たちも楽しまないと!」 「…リリスちゃんって、たまにアマリーくんに対しても無茶ぶりするね?」 思わず、といった感じで発せられたアラモードの指摘も彼女にはどこ吹く風だ。 アマリーは我が道を突っ走る妹にため息を吐いた。そして注意しようと顔を上げる。 「…あのねリリス、」 「紅葉狩りですか…風流ですね」 が、思わぬ横槍が入った。 (続きます)
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