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キィン!と。 私が投げたナイフが音を立ててキュースケさんの刀に弾かれる。 もう手元に投擲用のナイフは残っていない。あるのはウサギさんの中にしまってある二本の短剣だけ。ぷちぷちと縫い目を指で切ってそれを取り出す。 剣で戦う人に素人の私が短剣で挑むなんて客観的に見ておかしな話だ。 でも、一応小道具は持ってる。それで勝負だ。 ポシェットの中から取り出した小道具――煙幕を足場に叩きつける。 ボフンと音を立てて辺りはもうもうと白が立ちこめた。けれど、おかしい。 普段よりずっと煙の量が多いのだ。 咄嗟にだんだん白で霞んでいくキュースケさんを見つめる。 仮面をつけているから表情は定かではないけれど、どこか困惑しているようにも見えた。 ―― すいません下に続きます←
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