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「ひゃぶっ!?」 後頭部に雪玉がクリティカルヒットした。 振り向いた瞬間に、続けて顔面にヒット。もうこの時点で犯人は誰だか検討はついている。 「「明けましておめでとうございます」」 気持ち良いくらい揃ったハモリ声の主は、昨年お世話になった上司二人。正月も一緒にいるのか……なんて、家族なんだから当たり前か。 「新年から綺麗に決まったわね、アマリー」 「新年から幸先がいいね、リリス」 「はいはい、明けましておめでとうございます、総帥に副総帥」 一言も詫びる事のない双子だが、何を言ってもこのペースを崩すことはできない。しかしながら僕は二人と毎度一緒にイタズラをする側だったので、さっきのはちょっと新鮮だった。もう嫌だけど。 「アマリーくんとリリスちゃんは新年の遊びはじめ?僕は断然オシゴトだよー。フィールドの整備状況の確認とかね!」 もちろん嘘である。 「ふふふ、アラドくんがそんな事するわけないじゃない」 「そう、スピリットみたいな事をするわけないじゃないか」 バレていた。 「まぁまぁ、今年も宜しくお願いします!これどうぞ」 袋から鯛焼きを二つ取り出して双子に渡した。ちなみにこれは僕のマンションの近くで売っている鯛焼きで、住民の間でちょっとしたブームを呼んでいる。 「あらあら、ありがとうアラドくん。アマリー、これを食べてもうひと遊びできるわね」 「リリス、僕としてはもう動きたくないんだけどね」 −−−−−− アマリーさんとリリスさんをお借りしました! 双子さんの台詞を書くのが楽しかったです。これからも秘書をこき使ってくださいね! 今年も宜しくお願いします。
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